• このエントリーをはてなブックマークに追加
椅子の修理のご依頼があり修理させて頂きました。
かなりバラバラになっている椅子でした。
ご自分で接着剤を使って直された様ですがやはり外れて来たのでしょう、
最後はガムテープなどでぐるぐる巻きにしておられました。

かなりの確率で家具が壊れた場合、特に椅子の脚が外れたとか、部材が外れたとか、
部材が折れてしまったとかの場合でもホームセンターへ行けばいろんな種類の接着剤を売っているので
ホームセンターで接着剤を買って接着されることが多いです。
また最近はエポキシ系の強力な接着剤などもありますのでその強力な接着剤で接着されるのですが
折れた部分の断面同士または接着されれい部分の断面同士のがきちっと合った状態で接着されていれば良いのですが
角度が違って接着面同士が合わない状態で接着されていることが多いので簡単にまた外れてしまう結果となるのです。

そんな接着剤がこってりついて壊れてしまっているものなどもお預かりすることが少なくないです。

今回お預かりしました椅子もそんな感じでした。
sechaku10.jpg






































補強の部材ですがこのまま接着してもすぐに壊れてしまうので、接着剤を全て剥がしてしまいます。
sechaku7.jpg
ナイフ等でできるだけ綺麗にします
sechaku8.jpg
接着剤を綺麗に取って接着面の角度を合わすと
sechaku9.jpg
東南アジア製の手作り感満載の椅子でしたので部材の角度も微妙で直線的なところがない様なものでした。
sechaku3.jpg
これを綺麗にして
sechaku4.jpg
この様に木の面同士をきっちりと接着剤で接着してやらなければすぐに外れてしまう原因になりますし、
今回の様にあまりにこってりとした接着剤がついていると接着剤を剥がすだけで結構な時間が必要になり
その分の金額がどうしても必要になって来ます。

ご自分で修理される場合は強力な接着剤ではなく木工用ボンド(白いボンド)くらいで接着する様にしてください。
木工用ボンドはお湯や水に漬けると比較的簡単に剥がれますので再修理する場合でも接着剤を剥がす時間も少なくて済みます。
また強力な接着剤を使っておられますと修理の際接着剤を剥がすのと同時にどうしても木を削ってしまうことになります。
そうなると接着角度が狂ってしまいしっかりと接着できない原因になりますのでご注意ください。