家具屋さん、デパート等で座敷机を購入された方、 「傷を付けないように机の上にガラス等を置くといいですよ」と説明されて座敷机の上にガラス等を乗せていませんか?
座敷机の上にガラスを置いたりやビニール製のカバーをかぶせるのは机に傷を付けないから良いと思っている方、たくさんいらっしゃると思います。
先程も言いましたように、家具屋さん、デパート等の店員さんでも御存知無い方がたくさんいらっしゃいますが、座敷机(唐木製品)の上にガラスを置いたり、ビニール製のカバー・クロスをかぶせることは、キズ防止や汚れ防止には良いのでしょうが座敷机(唐木製品)の性質を考えると良くないのです。
なぜ良くないのかと言うと、豆知識No,2でも少し説明しましたが、木は切られて乾燥され、板状に引かれて製品になっても周りの環境に合わせて空気中の水分を吸ったり、出したりしています。
木は人間と同じように呼吸しているようなものです。 ですから座敷机等の天板部分だけをガラス・ビニールクロス等でふさいでしまうと裏面だけでしか呼吸できません。
これが長く続くと板の変形・反り・割れ等の原因になることがあります。
それでは「ガラスと天板の間にフェルト等を挟んで隙間を作れば呼吸できる・・」と言われる方もいらっしゃいますが、ガラス面と天板の隙間に木から吐き出した水分が水滴となってたまり、天板のうるし塗りの面に染みを作ってしまうことがあります。
また、ガラスと天板の間に挟んだフェルトの痕が残ってしまったりすることもあります。
ビニールクロス等でベッタリと覆ってしまうと、変形・反り・割れ等の原因にもなりますし、ビニール自体が天板にひっつきうるし面を染み・痕等ができてしまうことがあります
それではどうするのが一番良いのでしょうか? それは一番良いのは何もかぶせたり、乗せたりしないことなのですが、どうしてもと思われる方は布製のクロスを使い時々クロスを外しクロスを乾燥した状態にしておいてください。
またお客様の時に座敷机をそのまま使うと汚れそう、キズを付けてしまいそうと思われる方は、その時だけクロスを掛けて使用していただくことをおすすめいたします。 |