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桐タンス洗い・修理・再生

ほとんどの木がそうであるように桐材も湿度により膨張・収縮します。梅雨の時期や夏は湿度が高い為、木が膨張し引き出しの動きが少し堅くなり、外の湿気が入りにくくなります。

逆に秋・冬の湿度の低い季節は木が収縮して引き出しの動きが軽くなり乾いた空気が中に入りやすくなります。ですから桐たんすは中の衣装を湿気から守ることができるのです。日本のように季節の変化の有る所にはぴったりのタンスなのです。

マンションなど結露のおこりやすい住宅には特にお薦めです。

汚れたり傷の付いた桐箪笥やお母さん・お婆さんの使っていた桐箪笥を洗い・修理・再生しませんか?

最近、「桐タンスに発生したカビを綺麗にしてほしい」との依頼が増えてきております。

それもほとんどの場合が綺麗に再生できますので一度お問い合わせ下さい。

親子2代、、桐たんす専門の職人が責任を持って再生いたします。

お見積は無料です。お気軽にお問い合わせ下さい。

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桐箪笥の洗い 修理 再生をしてもらっている職人さんです。

お父さんの代から桐箪笥の洗い一筋です。

年間100棹以上再生します。

桐タンス(たんす本体)洗い・修理・再生の金額をお知らせ致します。

金具交換・金具メッキ仕上げは下記の価格以外に別途必要となります。

            再生(洗い)価格表

  種類

 サイズ

価格(消費税別)

手元たんす 

小引出し

W60XH60cm

 70,000~90,000円 

W60XH45cm

 60,000~80,000

和たんす

120cm

140,000160,000

90cm

120,000140,000

整理たんす

小袖たんす

120cm

110,000130,000

90cm

100,000120,000

洋服たんす

120cm

140,000160,000

90cm

130,000150,000

間たんす

180cm

230,000250,000

(製品によっては多少価格が変わる場合もあります)

(料金は予告なく変更する場合がございます)

桐タンスの洗い・修理・再生をした場合、洗い・再生前の金具を再度取り付ける事も可能ですが桐たんす本体が綺麗になって洗い前の金具を取り付けると金具が古くなっていることを強調しているようになります。
また、洗い・再生前の金具を使用すると、古くなっているので早く壊れてしまう可能性が多いです。
その為、新しい金具に交換する事をお勧めしております。

交換の金具をご紹介致します。

*桐たんす洗いご依頼頂いたお客様には無料で交換できる金具も御用意致しております。

無料の金具以外への金具交換・金具メッキ仕上げは有料になります。
金具交換・金具メッキ仕上げは金具の型、数量によって違いますので、品物を見せていただいてからの見積となります。
(3,000円程~35,000円程でほとんど出来ると思います。例外もあります。


交換金具のサンプル写真は下記に掲載しております。

価格は予告なく変更する場合がございます。(表記してある価格は消費税を含んだ価格です)


*引き出し取手金具

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金具(並)
写真では判りにくいですが色はいぶし銀仕上げです。

この金具は桐箪笥洗いをご依頼頂いた方には無料交換致します。



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金具(上)

上記の金具よりも金具の径が太くなり、座金の形が変わり、厚さが厚くなります。
色はいぶし銀仕上げです。
1個 ¥1,500-(消費税別)



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金具(2枚座)
透かしの彫りが入った座が付いています。
色はいぶし銀仕上げです。

1個 ¥1,800-(消費税別)

金具の色は上記のいぶし銀仕上げの他に銀色、金色の金具をご用意することが出来ます.


*鍵座金具

鍵座金具は洗いをする前金具がフタ無しかフタ有りかを見て洗う前と同じ状態に戻しています。
桐たんす洗いご注文の方は無料で交換いたします。
(紋入りのフタ有り鍵座金具は有料でご用意できます。)

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鍵座金具(フタ無し)

無料交換








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鍵座金具(フタ有り)

無料交換








*和たんす・洋服たんすの開き戸部分の飾り金具

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飾り金具(上)2枚座  1組¥8,500-(消費税別)
















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飾り金具(上)2枚座小 1組¥6,500-(消費税別)

写真を撮る時房を付けるのを忘れました。

桐は学術的に言いますと「ゴマノハグサ科」と言う科に属します。
草の仲間に属しているのに木の様なので「木」と「同」と書いて桐と呼ぶようになったと言う説もあります。

草は細胞がそれぞれ膜で仕切られており(独立気泡体と呼ぶ)桐も同じ細胞の形状になっています。その為、水に侵されることが無く腐りにくいのです。
ほとんどの木がそうであるように、桐材も湿度により膨張・収縮します。

また桐はアルカリ性ですので虫が付きにくく、その上発火点も低く燃えにくいのです。
上記のような特徴と軽いと言う事もあり昔から桐は重宝され桐タンスが多く作られてきました。

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キリ (ゴマノハグサ科)

初夏の頃、大きな桐の木の枝いっぱいに淡い紫の花が咲くと、とても美しいものです。花は甘い香りがします。

材木が柔らかくて軽いので、昔から家具や下駄箱に
使われてきました。

桐タンスの洗い・修理再生の工程を簡単にご説明致します。

1, まずお預かりしたたんすに付いている金具を外します

2, 次にブラシで水洗いし、表面のよごれ等を洗い流します。
(この作業が有るので桐だんすの再生を洗いと言うのでしょう)

3, 表面の粗かんなかけ。

4, 欠け・割れ・キズを補修。(欠け・割れは新しい桐の材料で補修します。)
引き出しの棚板と側面の板との隙間などを補修(隙間を広げてボンドを入れ、木くぎを打ち込み締め直したりもします)

5, 表面の仕上げかんながけ。

6, ペーパーで表面をならす。

7, とのこを塗る。

8, 浮造(うづくり)で木目を立てる。
浮造→「かるかや」と言う木の根を水にさらした後、干して麻紐できつく束ねたもの。古いものを再生するときは粗、比較的新しいものの時は細と使い分けます。

        浮造粗                     浮造細

udukuri_l.jpeg

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9,
 上塗り。

10, イボタローで表面を磨く。
(木目にそってイボタローをひき、その後布で磨き上げます。)
*イボタロー
イボタローは桐だんすの仕上げ用に使われるローのことです。

変わった名前ですが、なぜそんな名前なのかと言うと・・・・・
公園などによく植えてあるイボタノキ(下の写真)と言う木にイボタロウカイガラムシと言う昆虫の一種がつくよくつくのですが、そのムシの雄の幼虫が分泌する白いろう状の分泌物がフスマ・障子が滑りやすくなるように用いられました。

それが家具のつや出し等に使われるようになり、イボタロウカイガラムシの名からイボタローと言う名前になったそうです。
現在ではあまりとれなくなり、貴重品になってきているようです。

   イボタノキ(モクセイ科)

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街路樹・生け垣など、また公園などにもよく植えられている5月頃白い細かい花がたくさん咲きます。






11, 防水液を塗る。

12, 新しい金具を付けて完成。

本体、引き出しの両方 1~12の作業をします

桐タンスを使用して頂く際にご注意頂きたい事・お手入れ方法をご説明致します。

桐たんすは通常は乾いた柔らかい布で軽く(ほこりを落とす程度に)乾拭きしていただくことと、時々お部屋の通気を良くしていただく程度で特に特別なことをしていただく必要はありません。

桐タンスはトノコを塗装、ろう引き、防水加工をして仕上げてありますが、一般家具のように塗料等での塗装はしておりませんので水等の液体がかかってしまった場合はこすらず柔らかい紙等で水分を取り、そのまま乾かして下さい。(液体のかかった所はシミになって残ってしまいますが、修理をするには全体の洗いをしなければ直りません)

桐はとても柔らかい木ですので簡単に傷が付いてしまいます。傷が付いたときは全体を削り直さなければ直りません。

桐たんすは湿気を吸い込むことにより中の衣装を守ります。その為湿気を多く吸い込んだときは引出し等の動きが重くなることがあります。そんな時は、引出しの底等にロウを塗って滑りをよくしてご使用下さい。

桐タンスは防湿・防虫効果を持っていますが、永年お使いになるためになるべく風通しの良い場所、なるべく湿気の少ない場所でご使用下さい。(時々お部屋の通気をよくしてご使用下さい。)

冷暖房等の風が直接当たる場所、直射日光の当たる場所、ストーブ・加湿器付近でのご使用はおやめ下さい。

桐箪笥は傷が付きやすく汚れやすい製品ですので、油単を使用されますと傷や汚れから桐だんすを守ることが出来ます。

桐たんすをご使用の際は本体に直接触れるのではなく、なるべく金具部分を触れてご使用下さい。

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